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日本イトミック給湯器の特徴・種類と交換にかかる費用の相場

日本イトミック給湯器の特徴・種類と交換にかかる費用の相場

「日本イトミックはどんな給湯器を扱っているの?」「日本イトミックの給湯器はいくらくらいで購入できる?」などの疑問を抱いていませんか。給湯器交換を具体的に検討しだすと、さまざまな疑問がわいてくるはずです。先に全体像から述べると、日本イトミックは業務用電気給湯器を適正価格で販売しています。信頼できるメーカーのひとつといえるでしょう。

このページでは給湯器交換を検討している方に向けて、日本イトミック製給湯器の特徴、種類などを解説しています。さらに、交換にかかる費用の相場、シーン別おすすめの製品なども紹介しています。以下の情報を参考にすれば、日本イトミックの給湯器について理解を深められるはずです。給湯器交換を検討している方は、確認しておきましょう。

「日本イトミックの給湯器の特徴」

株式会社日本イトミックは、東京都墨田区に本社を置き、業務用電気給湯器の企画・製造・販売・メンテナンスなどを手掛けている会社です。1948年の創業当時から現在まで、一貫して電気給湯器(電気温水器)を扱っています。主な納入先は、宮内庁、東京都庁、大阪国際空港、日本銀行オフィスビル、住友生命オフィスビル、読売新聞社オフィスビル、ブリヂストンオフィスビルなどです。ちなみに、電気温水器業界のシェアはNO.1となっています。実績豊富な業務用電気給湯器メーカーといえるでしょう。

日本イトミックが扱っている給湯器の特徴は、クリーン&グリーンであることです。具体的には、石油給湯器・ガス給湯器に比べCO2を排出しないクリーンな電気給湯器、グリーン・エネルギー(大気熱)を活用するエコキュートを提供しています。事業を通じて、地球温暖化の防止などに働きかけている点が特徴です。

「他社と比較した際のおすすめポイント」

日本イトミックの給湯器は、他社と比べてどのような点が優れているのでしょうか。おすすめポイントを紹介します。

「豊富なラインナップと柔軟な対応」

日本イトミックは、小型電気温水器・大型電気温水器・エコキュートを扱っています。また、各製品群には、様々な特徴の製品が用意されています。したがって、使用目的や使用環境に合わせて最適な給湯器を選択できます。使用目的や使用環境に合っているものを見つけられない場合、一部の製品をカスタマイズできる点も魅力です。例えば、ステンレスパネルを組み合わせる大型昇温貯湯槽のESTは高いカスタマイズ性を誇ります。

「充実した機能」

各電気温水器に、便利で快適な使用を実現する機能を搭載している点も魅力です。代表的な機能のひとつといえるのが、ダイヤルを回すだけで出湯温度を調整できる「湯かげんダイヤル」です。複雑な操作を必要としないため、誰でも簡単に最適な温度に調整できます。飲用に利用する場合はステップボイル機能も優れた機能といえます。ステップボイル機能は、温度センサーで湯温を管理しつつ段階的に給水することにより大幅な湯温低下を防ぐ機能です。いつでも飲用に適したお湯を利用できます。具体的な機能は製品により異なりますが、日本イトミックの給湯器はいずれも優れた機能を搭載しています。

「充実の保証体制」

日本イトミックは、2018年4月以降に出荷・設置した電気温水器、2018年10月以降に出荷・設置した業務用エコキュートに対し3年保証を提供しています(一部の製品は除く)。正常な使用で故障した場合、無料修理既定の範囲内で無料メンテナンスを受けられます。通常のメーカー保証よりも期間が長い3年保証を提供した理由は、業務で使用することを見越して高耐久化しているからです。

「安心のアフターフォロー」

24時間365日対応のアフターサービス窓口を開設している点も見逃せません。経験豊富な担当者が対応してくれるため、トラブルを早期解決できます。相談できる主な内容は次の通りです。
【アフターサービス窓口の相談内容】
・ エラーメッセージの対処法を教えてほしい
・ お湯が設定温度にならない
・ お湯が出なくなった
・ 水の量・お湯の量が以前より減った
日常の使用で遭遇する幅広い問題を相談できます。アフターサービス窓口では、メンテナンス依頼も受け付けています。受付方法は「電話」「インターネット」「FAX」の3種類です。メンテナンスの流れは以下の通りです。
【メンテナンスの流れ】
1. アフターサービス窓口へ連絡
2. 修理の受付と修理の手配
3. メンテナンス担当者と日時の打ち合わせ
4. メンテナンス担当者が訪問して修理
日本イトミックは、アフターサービスも充実しています。

「日本イトミックの給湯器交換にかかる費用相場」

日本イトミックの給湯器交換には、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。代表的な製品の本体価格を示すと以下のようになります。

給湯器の種類 シリーズ 希望小売価格
小型電気温水器 ESDシリーズ 291,000~424,000円
EWS/EWRシリーズ 165,000~299,000円
大型電気温水器 ES-SRM/RM/RMK/CMシリーズ 255,000~634,000円
ESFE/ESFK/ESFBシリーズ 950,000~4,500,000円
EILシリーズ 1,530,000~3,366,000円
業務用エコキュート Yフレーム(ユニット) 9,200,000~14,100,000円
中型機35kW(標準タンク仕様・ユニット) 6,500,000~7,200,000円

金額は希望小売価格であるため、実際に交換する際は多くのケースで割引が適用されます。割引率はケースで異なりますが、小型電気温水器・ESDシリーズの市場価格を調べたところ30~40%程度が相場といえそうです。また、交換にあたっては工事費もかかります。工事費も設置環境や設置する給湯器の種類などで異なります。以上に加え、大型電気温水器の交換では、荷造り運賃費もかかります。メーカーカタログに記載されているES-SRM/RM/RMK/CMシリーズの荷造り運賃費は20,000~40,000円です。同様に、業務用エコキュートでは、リモコン代もかかります。メーカーカタログに記載されているYフレームのリモコン代は105,000円です。いずれにせよ、具体的な費用は個別に確認が必要といえるでしょう。

「日本イトミックで取り扱っている給湯器の種類」

日本イトミックは、以下の給湯器を扱っています。
【日本イトミックの取扱給湯器】
・ 小型電気温水器
・ 大型電気温水器
・ 業務用エコキュート
参考に、代表的な製品を紹介します。

「小型電気温水器・ESDシリーズ」

貯湯式の小型電気温水器です。バリエーションは6種類で、貯湯量は12~50リットルまでとなっています。50度の混合湯と90度の熱湯を利用できます。洗い物だけでなく飲用にも利用可能です。

「大型電気温水器・ES-SRM/RM/RMK/CMシリーズ」

割安な深夜電力を利用してお湯を沸かすシステムを採用した大型電気温水器です。深夜に作ったお湯をタンクに貯めて使用できるため、コストを削減できます。マイコンを使用して、沸かし上げの前にお湯の使用量を確認し、無駄なく沸かし上げを行ってくれる点も魅力です。

「業務用エコキュート・Yフレーム」

独自のY型フレームにより空気の取り込み効率を高めることで消費電力を抑えた業務用エコキュートです。角型フレームよりもファンの消費電力を70%削減できます。給湯状況に応じて、エネルギー調整を起こってくれる点も見逃せません。幅広い施設で、低コスト運用が可能となっています。

「給湯器交換でおすすめしたい日本イトミック製品」

続いて、利用シーン別におすすめの日本イトミック製給湯器を紹介します。

「給湯室で使用」

オフィスなどの給湯室で使用する場合は、ESDシリーズ、EWS/EWRシリーズがおすすめです。どちらのシリーズも、洗い物・飲用に使用できるため、給湯室に適しています。

「洗面所で使用」

洗面所で使用する場合は、ESNシリーズがおすすめです。手洗いに適した37度のお湯を使用できます。貯湯量は6~30リットルと控え目ですが、大量のお湯を使用するケースは少ないため問題になりづらいはずです。

「厨房で使用」

厨房で使用する場合は、EIシリーズがおすすめです。必要なときに大容量ヒーターで瞬間的にお湯を沸かす瞬間式であるため、お湯切れの心配がありません。洗い物などでたくさんのお湯を使用する厨房でも安心して使用できます。もちろん、飲食用に熱湯を使用することも可能です。

「給湯器交換を業者にお願いする場合のポイント・注意点」

給湯器交換を業者に依頼する方は、以下の点に注意が必要です。

「見積もりを取って費用を比較」

給湯器交換を依頼する前に、複数の業者から見積もりを取って金額を比較します。交換する給湯器が同じであったとしても、業者により費用は異なるからです。費用が異なる主な理由は、割引率や工事費が異なるからといえるでしょう。見積もりを比較して、適正価格の業者を選ぶ必要があります。

「費用は業者選択の一要素に過ぎない」

ただし、費用だけで業者を選ぶことはおすすめできません。相場より大幅に安い見積もり金額を提示する業者の中には、必要な工事や部品を省くことで費用を抑えているところがあるからです。安い理由を確かめて、納得できる場合だけ依頼するようにしましょう。

「業者の信頼性も確認」

費用に加え確認したいのが、業者の信頼性です。技術や経験が不足している業者に依頼すると、不具合などのトラブルにつながることがあります。業者の信頼性は、施工実績や施工件数などで確認できます。公共施設や大手企業の施工実績がある業者などは信頼性が高いといえるでしょう。

「丁寧なサポートや説明があるかは大切なポイント」

給湯器交換を依頼する業者を選ぶときは、対応やサポートにも注意が必要です。対応が丁寧な業者は、わかりやすい見積書を提出してくれるため費用に関する不安がなくなります。また、給湯器について詳しく説明してくれるため、疑問を解消しつつ交換を進めることができます。サポートは、設置後に重要になるといえるでしょう。定期的に点検を行ってくれる業者であれば、故障などのトラブルを予防できます。また、故障などが生じたときも、迅速に対応してくれます。対応、サポートまで確認してから依頼する業者を決定しましょう。

「給湯器交換では見積もりサービスの利用が便利」

日本イトミックの給湯器について解説しました。電気温水器業界シェアNO.1のメーカーなので、安心して選択できます。依頼する業者は、見積もりを比較してから決定することをおすすめします。手間をかけたくない方は、簡単な手続きで複数の業者から見積もりを取れる一括見積もりを利用してみてはいかがでしょうか。
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