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給湯器の交換にかかる費用について

給湯器の交換にかかる費用について

そろそろ給湯器を交換しようかな…とお考えの方の多くは、やはり交換にかかる「費用」が気になっていることでしょう。一般的には本体+リモコン+工事費が必要になりますが、出張費や人権費など業者によって表示している費用は異なります。今回はそんな給湯器交換にかかってくる費用について、「費用目安」「設置タイプによる費用の違い」「費用の差」等の解説をしていきます。

給湯器交換にかかる費用の目安

給湯器を新しいものに交換したいという方のために、まずは湯器交換にかかる費用の相場をご紹介します。事前に確認しておくことで急な交換でも慌てずに済みます。給湯器の寿命についても知っておくと安心でしょう。

基本的な交換にかかる費用

一般的に、給湯器の交換は「本体」「リモコン」「工事」の3つが必要になります。それに加え、メーカーや機種、どの業者を利用するかによって大きく変わってきます。割引を上手に使うのもポイントです。

まず給湯器の本体価格ですが、本体だけでなくリモコンも含まれます。そのため通常の給湯器であれば本体+リモコンの費用になり相場は約15万円。専用の給湯器になると20万程高くなるため約32万円です。ちなみに、この給湯器は「20号」の「屋外据置タイプ・ガス式機器」の場合ですので、号数やサイズが大きくなると当然費用はアップします。そこを十分理解して給湯器を交換しましょう。

・暖房機能なし

追い焚き機能なし:メーカー希望価格17~20万円/割引価格5~15万円

追い焚きつきエコジョーズオートタイプ:メーカー希望価格32~37万円/割引価格7~26万円

追い焚きつきエコジョーズフルオートタイプ:メーカー希望価格35~40万円/割引価格10~28万円

・暖房機能あり

追い焚き機能なし:メーカー希望価格33~35万円/割引価格10~25万円

追い焚きつきエコジョーズオートタイプ:メーカー希望価格41~43万円/割引価格13~30万円

追い焚きつきエコジョーズフルオートタイプ:メーカー希望価格44~45万円/割引価格14~32万円

給湯器の寿命は何年?

メーカーによって差がありますが、平均は8~10年と言われています。あくまで平均なので、給湯器の使い方によって短くなる場合もあります。給湯器を交換をするとなると、工事費は数万~数十万円の出費となります。決して安くはない金額のため、少しでも長持ちするよう大切に扱うようにしましょう。排気口付近はスペースを空けた状態を保つ・雨に気をつける・入浴剤を使いすぎないなど、少しの注意で長持ちさせることができます。もちろん、使い方に限らず10年以上経った給湯器はなるべく交換するようにしてください。

設置タイプによる給湯器交換費用の違い

一般的に給湯器の交換でかかる費用は「給湯器本体」+「工事費」になります。またどのタイプで設置する科によっても変わってきます。シンプルな屋外壁掛タイプであれば、費用を抑えて10万円以下で交換してもらえる場合もあります。ただし高温水供給式給湯器・追い焚き・温水暖房は通常価格より高くなる傾向にあります。

ちなみに設置タイプは屋外壁掛タイプ以外に、

・屋外据置浴槽1つ穴タイプ

・屋外据置浴槽2つ穴タイプ

・屋内壁掛タイプ

・風呂釜タイプ

の5つに分けられます。またどの住宅に設置するかによっても変わってきます。またこの設置タイプは戸建て用になり、マンション要は7つの設置タイプに分けられています。

給湯器交換では見積もりでの内訳確認が大切

また給湯器を交換する際は事前に「費用の内訳」をしっかりと確認することが大切です。本体+リモコン+工事費が給湯器の交換にかかる費用ではありますが、人件費や出張費などもかかる場合もありますので、依頼する前に必ず見積もりの内訳を確認しておきましょう。

給湯器交換にかかる費用の内訳

標準工事価格の内訳は下記の場合がほとんどです。

・給湯器の交換や取り付け費用

・給湯、給水、ガス、追い焚きの管の接続にかかる費用

・点火試験にかかる費用

・リモコンの代金

さらに。業者さんが遠方からの出張が必要な場合は「出張費」がかかります。また、これまで使用していた給湯器を撤去・廃材処分したい場合には、その費用もプラスされます。また据置のタイプから壁掛のタイプに変更した場合、もしくは狭い箇所や高い位置のように設置が難しい場所の場合は、別途費用が発生する可能性が高いでしょう。

給湯器交換の費用に差が出るのはなぜ?

給湯器の交換は、標準であれば本体+リモコン+工事費だけで良いのですが、すべての業者が同じ費用で交換してくれるわけではありません。なぜ費用に差が出るのか、理由を解説します。

本体で差が出る

金額で差が出る部分は大きく分けると、「本体で差が出る場合」と「業者で差が出る場合」の2種類に分けられます。本体で差が出る場合、理由は「号数」「機能」「性能」「モデル」にあります。給湯器は10号・16号・20号・24号・28号の5つの号数に大きく分けられています。号数が大きくなるほど、より給湯の性能が上げってくるため、当然費用も高くなってきます。号数は家族構成や1日に使用する湯量によって変わるため、安く済ませたいからと小さい号数を選んでしまうと失敗します。最適な号数を選ぶことも大切です。ちなみに2~3人家族の家族構成であれば、16号でも十分足りるでしょう。

一般的に知られている機能としては、足し湯ができる「追い焚き」や温水を床暖房に利用する「床暖房」などが挙げられます。もちろん給湯器ごとに、それ以外のさまざまな機能もついています。高機能で便利な給湯器であるほど、費用は上がります。性能は、省エネや創エネなどです。エコジョーズが有名ですが、高性能なものがほとんどなので当然費用は高くなってしまうでしょう。初期費用を重視するか、ランニングコストを重視するかによっても変わってくることを理解しておいてください。

業者で差が出る

業者で差が出る場合は、「ガス会社」が大きく関係しています。大手ガス会社は安心安全に交換してもらえる半面、どうしても費用は高くなりがちです。大手ガス会社の場合、自社ブランドを使用するため中小会社よりも割高になりやすいのでしょう。さらにガス供給がメインになっている会社と交換や設置がメインになっている会社とでは、前者の方が高くなりやすくなります。

他にも、“度の時期に施行するか”によっても費用差が出やすくなるでしょう。繁忙期は10月~3月。閑散期は安くなりやすいので、費用にこだわる方は参考にしてみてください。

電気給湯器が安い

「エコキュート」に代表される電気給湯器は電気温水器とも呼ばれ、一般家庭用の給湯器製品のうち電気で作動するものを指します。

動力源がガスや灯油ではなく電気のため、オール電化住宅や太陽光発電による発電システムを備えた住宅と相性が良いとされています。

電気給湯器の本体価格

電気給湯器の本体価格は、6万円程度のものから30万円を超えるハイスペックモデルまで揃っています。

家庭用と業務用、給湯器の使用範囲や用途、その他搭載されている機能に応じて価格帯が変わるため、ライフスタイルや設置場所に応じたものを選びましょう。

電気給湯器の工事費用

電気給湯器の工事費用は、約7万円から10万円程度です。ただし環境によっては追加工事が必要になる可能性があり、さらに費用がかかります。

電気給湯器のランニングコスト

電気給湯器は電気を使って作動するため、自家発電が可能な住宅や電気代を抑えるプランに加入している住宅ではコストが安くなります。

電気給湯器のランニングコストは号数や使用頻度にもよりますが、年間10万円前後から20万円程度が相場となります。

省エネ性能の高い新機種を導入することで、より無駄を省いてランニングコストが抑えられます。

給湯器の選び方

給湯器の交換にかかる費用について知ったところで、今度は給湯器の選び方について解説します。いろんな給湯器があるからこそ、選ぶうえでのポイントを知って住まいに合った給湯器を利用しましょう。

1.設置場所

使いたいと思った給湯器が、どのご家庭でも使えるとは限りません。設置場所によっては、給湯器本体との向き不向きがあります。屋外用もあれば屋内用もあり、据置や壁掛など種類はさまざまです。また給湯器を電気式のタイプに交換する場合には、給湯器のサイズが全体的に大きくなります。給湯器を設置する場所に十分なスペースが確保されているか、注意してください。予め設置場所を採寸しておくと安心できるでしょう。

2.号数

給湯器には5つのサイズがあることは先ほど説明しましたが、小さければ良い、大きければ良いというわけはありません。大型で床暖房も導入する場合は、併用できるタイプが適しています。この場合、小さすぎると光熱費が倍にかかる場合もあるので気をつけましょう。

3.燃料費

給湯器といえば、一般的に使用されているのはガスですが、オール電化なら電気式のほうが最適です。寒冷地なら石油燃料の給湯器が良いですし、燃費費は地域によって異なることを理解しておきましょう。用途別にガス/電気が選択できる「ハイブリッド式」もあります。

4.予算

事前に予算を決めておくと、予算を超えないように機種を絞ってから選べます。逆に予算を決めていないと、薦められるままにどんどんハイグレードの給湯器に目移りしてしまい、最終的な決断までに時間がかかってしまうでしょう。初期費用だけでなくランニングコストなども含めて考えておくと安心です。ちなみに「エコジョーズ」の場合は、本体費用が比較的割高なものの、省エネに優れた機種のため一般的な給湯器よりもガス代が安くなると言われています。

5.システムや性能

システムや性能を重視するのも大切ですが、これらだけを意識して選んでしまうと高額になってしまう恐れがあります。給湯器には「貯湯式」「瞬間式」の2種類に分けられ、どのようにお湯を使うかによってタイプが異なります。たとえば貯湯式は深夜の電気代が安い時間帯にお湯を沸かし貯めることができますが、タンクが小さいもので2m程あるため場所を選んでしまいます。

6.オートタイプまたはフルオートタイプ

追い焚きや保温を自動で行うのがオートタイプ、足し湯や配管洗浄を自動で行うのがフルオートタイプになります。当然機能性が優れているフルオートタイプのほうがオートタイプより1~2万程高くなるでしょう。

給湯器交換を業者に依頼する際の注意点

給湯器を交換する場合は通常自分では行えない為、業者に依頼するのが基本です。しかし、ひと口に「業者」と言ってもさまざまな業者が存在します。安さだけで選んでしまうと別途費用がかかり高額になるケースも少なくないため、業者を選ぶときは費用よりも内訳を確認し追加費用が発生しないか業者にきちんと相談しておきましょう。なかには本体が安くてもリモコンが高額など、目に見ないところで費用が値上がりしている場合があります。

ちなみに見積もりに含まれにくい項目は、

・配管交換費用

・取付部材関連工事

です。配管交換はガス配管や給水・給湯配管、ドレン排水などが挙げられます。取付部材関連工事は、マンションPS取付枠や循環アダプター・ふろアダプターなど。これらもきちんと確認しおくと、交換費用での失敗を回避することができます。

給湯器の交換は費用を確認しておこう

給湯器交換は本体の価格差だけではなく、選択する業者によっても費用に差が出る可能性があることがわかりました。また見積もりに含まれない費用もあることから、しっかり内訳を確認して安心安全に依頼できるところを選ぶと良いでしょう。「かんたん給湯器ナビ」は、東京・神奈川エリアの給湯器交換を対象に一括見積もりが可能です。簡単7項目入力で希望の業者が見つかりますので、どこの業者を利用したら良いか悩んでいる方はぜひ利用してみてください。